木工用ボンドのポテンシャル
ネオジム+ボンド+アルミホイル=マグネットセッター
おはこんばんにちわ、こねこねです。
前も触れた……かは既に記憶の彼方ですが、ツイッターでは触れていたので改めて。
骨の芯材となるボールペンの替え芯の先端カバー、それをカルシウムっぽくっ覆うアルミホイル、骨フレームの両端に取り付けるネオジムと、更にそれを覆うアルミホイル……
とりあえず試作1号の部材として骨パーツを作ろうとした試みは、鉄球のサイズの足りなさに加えてアルミホイルと鉄球の摩擦の弱さによる保持力の弱さという弱点を抱えていました。
という事で鉄球とアルミホイル骨の摩擦係数を稼ぐ為に木工用ボンドでマグネットの受け材を作ってみよう……という試みをしていました。
固化した木工用ボンドも実は以外に摩擦自体は強かったという中学時代に試した知識を思い出しての事だったんですが、流石にアルミホイル+鉄球+木工用ボンドという複合技は試した事は無かった(筈)なので、改めて試していました。
想定外の横道それた試験でしたが、一発目はあろう事か木工用ボンドもがぶびゃった為、とりあえずそれで鉄球落として形状直しつつの挑戦になりましたが、案の定ボンドが鉄球覆うサイズが広すぎて稼働も何もあったものではないものになりました。
で、とりあえず土日でその木工用ボンドマグネットセッターの2号をやろうとして……まぁ他の事で手が空かなくて結局日曜日の夜に準備する事となりました。
今回(というか本来)は、ネオジムの表面にまず一度木工用ボンドを薄く伸ばして固まるのを待って、その後に更に薄く木工用ボンドを上に少し垂らしてから鉄球を落として、土台ボンド+マグネットセッターとなる鉄球の形に凹んだ固化ボンドという2段構成を目指しました。
とりあえず可動性を確保しつつ鉄球の固定力を増す事が目的の試験となるので、これで試作を幾つか作りつつ、タイミングを見てアルミホイル骨に内蔵する方向性で今は考えています。
ただ、現状の修正案だと試作1号は間違いなく破壊を含む解体を行わざるを得ない為、ネオジム磁石のやりくりには結構頭を悩ませています。
とはいえ、ある程度の可動性も出しつつ重量のある鉄球とネオジム磁石を用いた機構の試作を目指すので、これは仕方ないかなぁと思っています。
ちなみにマグネットセッターに使用するものの案としては、前に触れた『ミニ四駆のローラーワッシャー』辺りが候補に上がっています。
本当は眼鏡のネジ(細くて長いとかいう好条件素材)とかナット(細かくて略)、ネオジム球なんかも欲しかったんですが……ネオジム球なんて規制されるらしいし、メガネ用のネジとかナットは低コストでの安定供給方法が未確立なのでおいそれと採用出来ず。
やっぱり素材選定って結構難儀するものですね。
ただ木工用ボンド自体は固化する性質がある点を考えると、結構扱いやすいパテくらいのポテンシャルは感じているので、接着剤としてよりもパテ的ポジションで今後も試作品制作に使用されていく様な気はしています。
ケチ臭いとかかえってコスト掛かりそうじゃないか、というツッコミは……うんまぁ、それはそう。
でもね、低予算で動き出すしかない今だから、やれる範囲で調達するしかないんで……
ある程度のクォリティに持っていけないと開業もクソもないので、気長に(とか言ってたら人生終わりそう)ゆっくり急ぎましょう。
いやそれにしてもSTUDIOSOTAのロピアタンとかラビットヴォイドはマジで神掛かった出来だなぁと思います。
あれで1体500円(しかもカプセルトイに収まる規格)で、可動性もデザイン性も兼ね備えてるとか憧れる。
ラビットヴォイド全然見かけないから入手できる気はまるでしないけど。